カテゴリ:想い( 3 )

手紙 〜親愛なる子供たちへ

年老いた私が、ある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

あなたと話すとき、同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末を どうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は

いつも同じで 私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのを嫌がる時には 思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱まり 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと 私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して支えてくれる 心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです。

あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ


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ネットで出会った詩。手帖に書き写し持ち歩いている。


先月、80歳になった母。今は施設に入っている。

会う度に小さくなっていく母。口数もずいぶんと少なくなってしまった。

この世につながれている命の鎖を一本ずつ切り離しているように

本当に少しずつワタシの元から離れて行こうとしている気がする。

会うのが・・・辛い。でもいつも会いたくてたまらない。

悲しいことだけど、いろいろと受け入れないといけないのかもしれない。





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by naozou69 | 2017-10-14 21:41 | 想い | Trackback | Comments(2)

6月26日。

この日は父の祥月命日。

早いもので父が亡くなってから5年が過ぎました。

施設にいる母も最近はすっかり足腰も衰え、完全に寝たきりになってしまった。

正直、あまり施設に顔を出していない。親不孝者だ。

姉がお参りにやって来た。かなり怒ってる。

それは、直接私に言えない不満を別の事柄に置き換えての攻撃・・・。




最近では、親の介護に子供を通り越して(子が先に亡くなる)孫がみることが

あるそうだ。時代はそこまで来てるんだ・・・と。

姉が「私が先に死んだら、子供がめんどうをみるとかありえへんし。

そん時は、アンタたのむでなー。」と何とも下品な口ぶりだ。

いろいろと言い返したいのは山々だが、父の供養の席で言うのは違うだろうと思い

・・・ぐっとこらえた。

血のつながった家族・・・仲良く出来るものならそうしたい。

でもその関係性を切ったのは、ワタシではなく姉の方だ。

父が亡くなってから・・・本当にいろいろあった。ホントに大変だった・・・。

26日、深夜。仏壇の父にいろいろと話しかけた。

相談したいが、抱え込み過ぎて誰にも言う事ができないこと。

父さん、もう疲れた・・・。ここに居る意味がわからなくなってきたんだ。

どこか遠くへ逃げたくなってしまったんだ。

人と関わるのが怖くて仕方がないんだ。ワタシはひとりぼっちだ。

そう言った途端、いろんな人の顔が浮かんで来た。

友達、いつも優しいご近所のおくさん、ブログを通じて知り合ったあなた、

今の職場の仲間、前の職場の後輩さんetc・・・見事なぐらい血のつながりがない人ばかりだけど。

・・・とても救われた気分になった。

もうしばらく頑張ってみるわ、父さん。

子供達(猫4匹)の為にも、負けちゃおれんぜ。









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by naozou69 | 2017-06-29 20:14 | 想い | Trackback | Comments(2)

「聴く」の本

本屋さんが好きだ。

買い物にでかけても、結局は洋服や化粧品を買わずに本やCDを買ってしまう。

古本屋さんも大好きで、安くなってる分たくさん買えるのがうれしいのである。

当然、帰りは筋トレのごとく、重くなってしまった本達をひーひー言いながら

持ち帰るのだが・・・それもよろこびとしたいところだ。

自分にとって、今必要な本がぽっと目の前に現れることが多々ある。

なんだろー。「選んでください♡」みたいな感じかな。

ここのところ自分に足りないものってなんだろーとか考えてた。

いや、もちろんいっぱいあるんですよ。そりゃもう数えきれないぐらい。

でもその中でも、少しずつでも変えて行く事ができるとするなら。と考えた時に

「ワタシに足りないのは、聴く事だなぁ。」と反省。

沈黙の間が苦手で、ついつい会話のキャッチボールはワタシがピッチャーに

なる事が多い。投げてばっかり。キャッチボールになってない。

でも。なかなか聞き役にはなれず、すぐ自分のフィールドに持ち込もうとしてしまう。

・・・で、たまたま目の前にあった本が「聴く」の本。という本。

今、読んでます。勉強になります。

聞き上手になりたいなぁ。何事も努力ですねぇ・・・。









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by naozou69 | 2017-06-10 23:33 | 想い | Trackback | Comments(0)