カテゴリ:想い( 6 )

今のワタシにやさしさは厳禁なの。その3

病院に到着しました。

さて、ここの先生・・・非常におもろキャラです。

とにかく先生の背景には、いつも「ドタバタ」とか「わっはっはー」が

後光の様に差しております。はい、非常に落ち着きがなく、騒がしい。

でも。子供の頃からこの病院にはお世話になってて、どんなに具合が悪くても

この先生のせわしない「のりまきせんべえ」(そっくりです体型)さんに

診てもらうとちょっと元気になるから、あら不思議。

「先生!母を連れて来ました!レントゲンをっっっ」とワタシ。

「よし!わかった!まかせとき!・・・で歩けるよな?ここ(レントゲン室)で

立てるよな?」と先生。

あれほど事前に(前日、もしもの場合を考え、先生には話してた)、母はほぼ寝たきりで

車イスがはずせないと言ったのにー!完全に忘れてるーーー!先生その時、大丈夫って言ったー!

レントゲン室といっても畳2畳ほどの小さい場所にベッドとカメラがギューギューに

押し込められ、先生はそこに母を立たせようとしてました。

(ムダに多い)看護士さん4名(小さな町医者なのに)とワタシで

「先生!無理無理むりだって!」と尊敬の念のかけらもなく全力でつっこまれ

しばし考える、のりまきせんべえ。

「よし、わかった!おれが抱っこして、撮るから!」とせんべえ。

「先生・・・抱きかかえたらレントゲンは誰が撮るんですか?」と看護士さん。

「そっか・・・。!!!ほんなら君が(看護士さんを指差し)撮ったらええんや!」

「えーーーーっ!」(ムダに多い)看護士さんプラスワタシ。

その後、カメラの押し方を伝えるも、とても古い型の機械で、使い方は

いたってシンプルなんだけど先生の押し方(タイミング)でしか、作動しない。

というご高齢で休みがちなレントゲンさん。

他の看護士さんが母を抱っこし、先生が撮る案をだすも

「放射線をあびること。そんな危険を君にはさせたくない。おれが・・・ここは俺が頑張る!」

と、なんだかすごくおおごとなドタバタ喜劇になりまして。

結局、書類が積まれてほこりかぶってるベッドに母を寝かせ上からレントゲンを撮りました。

先生以外のみんなが思った事「なんだ、ベッドで撮れるじゃん。」

まぁ、みなさんを巻き込んでの大騒ぎでしたが、母は先生に会えたこと

みんながぎゃーぎゃー言ってる姿を見て、とても楽しかったようです。

先生、ありがとう。本当に感謝してます。

その後、無事施設に帰り書類も全て完了。やっと気持ちの上でのんびりできました。

たまたまその日の夜、整体が入ってたので施術されながら今日あった出来事を先生に伝えました。

先生が母の様子を気にしてくださり「これからはnaozouさんにリハビリやマッサージの仕方を

伝えていくから、是非おかあさんにしてあげて。」と言われ

慌ただしかった一日の終わりでほっとしたのと、先生のやさしいコトバに泣きそうになり

「先生。お願いだからそれ以上やさしいコトバをかけないで。ワタシきっと号泣します。」

先生は笑いながら「ぼく、泣かれると困るわwww今日はこれでやめとこうか。」

いろんな人のやさしさが身にしみる一日でした。



本当に感謝しかありません・・・。














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by naozou69 | 2017-12-24 09:18 | 想い | Trackback | Comments(2)

今のワタシにやさしさは厳禁なの。その2

 施設に入る為の必要書類はたくさんあり、全ての手続きを姉まかせにしてたのですが、

ひとつだけ入所当日までに用意できないものがありました。

集団生活になるので「結核で無いことの証明。」が必要だそうで、

胸のレントゲンを撮らないといけなくなりました。

後日にするとしても、今後はワタシ一人で車イスの母を連れての病院です。

施設に近い病院をネットで検索。そして電話ではなく直接病院に行って

話を聞く事にしました。数件ヒットしたので、各病院をウロウロ徘徊するワタシ。

でも・・・難しいんですよね。

大きな病院だと設備は整ってるものの、診断書を書くにあたってレントゲン写真

だけでは証明できない。血液検査から、その他諸々検査しないとダメと言われ。

ちょっと小さめな病院だとレントゲンの機械がないと断られ。

そしてレントゲン写真を撮ることができる病院でも、車イスでしかも要介護5

となると「うちはスタッフも少ないですから・・・ちょっと無理ですねぇ〜。」と断られ。

どうしよう。困った。

姉と二人で途方に暮れてると、母は「私がんばる。立てるし歩けるし。」と

寝たきりなのにがんばろうとする(笑)。

姉は「私のレントゲンでよかったら、今すぐ撮れるのになぁ(笑)。」と言い出す始末。

結局、昔から診ていただいてた、家の近くの病院に行くことになりました。

できたら今日済ませよう。と姉と話し合い、決定。

介護タクシーを頼み、車イスの母ごと運ぶしかないよね。と話し

「そういえば今日、木曜日だけど診察してるのかなぁ。」と我に返り

病院に電話するもお昼を過ぎてるからか電話に出てもらえません(汗)。

悩んだあげく、いつもよくしていただいてるプレデトアさんのオーナーに連絡すると

「診察してるかどうかと、午後からの診察時間を見ればいいのね!オッケー待ってて!」

とすぐお店を駆け出してくれるオーナーさん。(お店と我が家と病院はご近所です。)

1分もしない内に折り返し電話があり「今日やってる!(ぜえぜえ)午後は4時半から

(ぜえ)やって(ぜえぜえ)る!!!」と明らかに走って来たご様子。

このぜえぜえという息づかいで泣き出しそうになるワタシ。やさしいです、オーナーさん。



病院は開いてる。そこはわかった。次は車だ。

介護タクシーを呼ぶ前に、昔父と一緒に働いてた職人さん(我が家のリフォームをしてくださった

大工さん)に母が無事移動できたことと、実は今からレントゲンを撮りに実家近くにもどるんだ。

と電話で伝えたら、午後の現場をキャンセルし車を出してくれると言っていただき・・・。

ここでまたウルッときてしまうワタシ・・・どうしたワタシ。しまりのない涙腺。

年のせいなのか!?



職人さんはすぐかけつけてくれました。母の側に寄り添いニコニコと話しをしている

職人さんの後ろ姿に、またもや泣きそうになるワタシ。もう何が何でも泣きたいのな!ワタシ!



さぁ泣いてる場合じゃない、母を病院まで連れて行くぞ!

結局、職人さんがずっと母を抱きかかえ移動してくださいました。

こういう時に頼りになるのは、力持ちな人ですね。

人のやさしさが身にしみます。

すみません、もうちょっと続きます。









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by naozou69 | 2017-12-24 08:34 | 想い | Trackback | Comments(2)

今のワタシにやさしさは厳禁なの。その1

今日、明日と仕事を休んだ。今日は母が施設を変わる日だったのです。

昨日までお世話になった場所は民間の介護施設。

今日からは特別養護老人ホームだ。

母は介護度合いでいうところの一番重い「要介護5」。

ほぼ寝たきり状態になってしまった。

本当だったら老人ホームは数年先まで待たされるはずなのに

要介護5の母は繰り上がり、なんと1番待ちになった。

そして書類の手続きをしてから1週間も経たない内に空きができ

年内に引っ越しすることに・・・こんなに早く施設を移ることになったのだ。

実を言うとワタシのこころの準備ができないまま本日を迎えてしまったのです。

昨日までの施設では週に2回ほどリハビリなどもあったりして、ほぼ寝たきりの母だったけど

それでも「もしかして、足動くかも。歩けるかも。」と淡い期待をしているワタシがおりまして。

でも、特養に入ると母の様な「とにかく寝ていたい。」人には無理をさせないスタンスなので

このままだと母は本当に寝たきりで終わってしまうことになってしまいます。

それが頭ではわかっているのですが、どうしてもこころが追いつかず

情けないことに、凹みに凹んでおりました。

昨日はあまり寝れず・・・今日をむかえてしまいました。



でも。結果オーライで、当たった施設は我が家からバスで20分ほどで

またバス停から歩いてすぐの場所にどどーんとそびえたっておりました。

姉の住む場所からは少し離れるので、これからはワタシが母を守ることになりました。

実は、今年結婚を考えたりもして。何を血迷ったかお見合いもしたりして。

(あははーわろうてー)

結局その方とはご縁がなかったのですが、もし結婚。となると遠い場所に

猫4匹と引っ越す所でした。

結婚はもう・・・いいね。(いや無理だね。)ワタシは神戸を

離れないと決心しました。がんばる。



そして。今日ほど人のやさしさを感じたことはありません。

人間も悪いもんじゃないな・・・と、今我が家の猫らに話しかけてます(笑)。




内容は・・・いったんここでフェードアウト。

続きはまた次回に・・・。

あー、今日は疲れましたー。

寝ます。おやすみなさい。











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by naozou69 | 2017-12-21 23:52 | 想い | Trackback | Comments(2)

手紙 〜親愛なる子供たちへ

年老いた私が、ある日 今までの私と違っていたとしても

どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴紐を結び忘れても

あなたに色んなことを教えたように 見守って欲しい

あなたと話すとき、同じ話を何度も何度も繰り返しても

その結末を どうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は

いつも同じで 私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように見える私の心へと

励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり

お風呂に入るのを嫌がる時には 思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて

嫌がるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しい事ではないんだ 旅立ちの前の準備をしている私に

祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱まり 飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない

足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと 私に助けを求めたように

よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい

あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して支えてくれる 心だけを持っていて欲しい

きっとそれだけで それだけで 私には勇気がわいてくるのです。

あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように

私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで 私が受けた多くの喜びと

あなたに対する変わらぬ愛を持って 笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ネットで出会った詩。手帖に書き写し持ち歩いている。


先月、80歳になった母。今は施設に入っている。

会う度に小さくなっていく母。口数もずいぶんと少なくなってしまった。

この世につながれている命の鎖を一本ずつ切り離しているように

本当に少しずつワタシの元から離れて行こうとしている気がする。

会うのが・・・辛い。でもいつも会いたくてたまらない。

悲しいことだけど、いろいろと受け入れないといけないのかもしれない。





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by naozou69 | 2017-10-14 21:41 | 想い | Trackback | Comments(2)

6月26日。

この日は父の祥月命日。

早いもので父が亡くなってから5年が過ぎました。

施設にいる母も最近はすっかり足腰も衰え、完全に寝たきりになってしまった。

正直、あまり施設に顔を出していない。親不孝者だ。

姉がお参りにやって来た。かなり怒ってる。

それは、直接私に言えない不満を別の事柄に置き換えての攻撃・・・。




最近では、親の介護に子供を通り越して(子が先に亡くなる)孫がみることが

あるそうだ。時代はそこまで来てるんだ・・・と。

姉が「私が先に死んだら、子供がめんどうをみるとかありえへんし。

そん時は、アンタたのむでなー。」と何とも下品な口ぶりだ。

いろいろと言い返したいのは山々だが、父の供養の席で言うのは違うだろうと思い

・・・ぐっとこらえた。

血のつながった家族・・・仲良く出来るものならそうしたい。

でもその関係性を切ったのは、ワタシではなく姉の方だ。

父が亡くなってから・・・本当にいろいろあった。ホントに大変だった・・・。

26日、深夜。仏壇の父にいろいろと話しかけた。

相談したいが、抱え込み過ぎて誰にも言う事ができないこと。

父さん、もう疲れた・・・。ここに居る意味がわからなくなってきたんだ。

どこか遠くへ逃げたくなってしまったんだ。

人と関わるのが怖くて仕方がないんだ。ワタシはひとりぼっちだ。

そう言った途端、いろんな人の顔が浮かんで来た。

友達、いつも優しいご近所のおくさん、ブログを通じて知り合ったあなた、

今の職場の仲間、前の職場の後輩さんetc・・・見事なぐらい血のつながりがない人ばかりだけど。

・・・とても救われた気分になった。

もうしばらく頑張ってみるわ、父さん。

子供達(猫4匹)の為にも、負けちゃおれんぜ。









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by naozou69 | 2017-06-29 20:14 | 想い | Trackback | Comments(2)

「聴く」の本

本屋さんが好きだ。

買い物にでかけても、結局は洋服や化粧品を買わずに本やCDを買ってしまう。

古本屋さんも大好きで、安くなってる分たくさん買えるのがうれしいのである。

当然、帰りは筋トレのごとく、重くなってしまった本達をひーひー言いながら

持ち帰るのだが・・・それもよろこびとしたいところだ。

自分にとって、今必要な本がぽっと目の前に現れることが多々ある。

なんだろー。「選んでください♡」みたいな感じかな。

ここのところ自分に足りないものってなんだろーとか考えてた。

いや、もちろんいっぱいあるんですよ。そりゃもう数えきれないぐらい。

でもその中でも、少しずつでも変えて行く事ができるとするなら。と考えた時に

「ワタシに足りないのは、聴く事だなぁ。」と反省。

沈黙の間が苦手で、ついつい会話のキャッチボールはワタシがピッチャーに

なる事が多い。投げてばっかり。キャッチボールになってない。

でも。なかなか聞き役にはなれず、すぐ自分のフィールドに持ち込もうとしてしまう。

・・・で、たまたま目の前にあった本が「聴く」の本。という本。

今、読んでます。勉強になります。

聞き上手になりたいなぁ。何事も努力ですねぇ・・・。









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by naozou69 | 2017-06-10 23:33 | 想い | Trackback | Comments(0)